<Since:2004/02/16 : Last Updated 2007/01/22>

リハビリ記・2004年分


2004/01

2004/01/上旬

 お仕事が忙しくって、吹く時間がほとんどとれなひ・・楽器の買い替えを控えて、あんましアンブシェアとかを落としたくないのに・・

2004/01/中旬

 相変わらず、吹く時間はとれないなりに、ノナカに行って、完成リード(NONAKAのAタイプ)をば補充したっす。

2004/01/下旬

 こんどは、サト・テクノで、あれこれと試奏・・ナヤミは深まる一方・・。


2004/02

2004/02/上旬

 相変わらず、忙しくってオーボエを吹くヒマがなひ・・。

 そんな中、オケの演奏小旅行へ。曲がフォーレのレクイエムなので、本来は出番がないんだけど・・そーいふメンバーも、お手伝い兼温泉専用で行ってもいい、てなハナシだったので・・。
 ウチのオケは、合宿をやらないとこなので、なんか、夜中まで学生キブンで騒ぐって、ひっさしぶりで、すっごく新鮮・・。なんか、その一方で、このオケに入ってから、ず〜っとココロの奥底にくすぶってたモノに火がついた部分もあったりして・・。

2004/02/中旬

 ちょっとずつ、自宅で吹ける時間がとれるようになったので、地道に・・定演の曲目で、ヤバそうなとことかを、さらいだして・・。

2004/02/下旬

 ヨーゼフの、新製品の発表会に行って、あれこれと試奏・・。みんな、いい感じの楽器ばかりで、昨年に体調を崩すことがなければ、この中から決まる可能性大だったんだけど・・今の自分、そして、イロイロと制約がある中で、オーボエ吹きとしてなんとか生き残る、てな前提だと、ちょっと方向的に合わない部分があるので・・。


2004/03

2004/03/ALL

 仕事的にも、オケの担当業務的にも、そして、体調的にも「どん底」な状態・・曲中の思いっきりキツいところとかで、ちと気が遠くなりかけたり・・。
 この状態を続けると、いつかは体調的に楽器と一生オサラバしなきゃならないようなことになるんじゃないか、てな中で、実は、今年の5月の定演が終わった時点でオケを辞めることを考えていたです。ところが、オケ内業務の関係で、急遽、少なくとももう1年は在籍しないと、ある意味「業務を途中放棄した」みたいな形になってしまうことがわかって・・。
 楽器を変えて、負荷を減らさないと、「もう一年」ということは、どう考えてもありえない状況になったです。
 これまでにイロイロな楽器を試奏してきて、みんなそれぞれに良い部分があったんだけど、特に体調を崩した後に、自分の体調に合った吹き方を考慮した上でも「自分の楽器になるんだ」てな「ビビっとくる感じ(赤い糸での結合感、ともいふ)」まではない、てな状況は微妙・・。でも、そんな中でも決めるものを決めないと、てな状況になったわけで・・。

 状況がドン詰まった中、もう一つ気になることがあって・・それは、試奏したいな〜と思った中で、Howarthをまだ試せていない、てなことっす。今の状態のままで、Howarthに何のアクションも起こさずスルーして楽器を決めると、思いっきり後悔が残りそうな気がしたっす。

 ダメモトでHowarthと連絡を取ってみると、選定もしてもらえるみたいだし、一旦は購入した上で、届いた楽器が気に入らなければ、(すぐであれば) 返品、あんど、返金も可能、てなことで、「まあ、広義で考えりゃ、試奏と同じか」てな、超どんぶりな考えで、HowarthのXLを注文。海外通販、あんど、サムプレートシステムな楽器・・いや、コンセルヴァトワールな楽器もフツーにあるんだけれども、これまた、今チャレンジしなれりゃ、一生機会がないように思えたので・・どーなることやら・・。


2004/04

2004/04/上旬

 そろそろ、定演に向けて、本番リードを絞らなきゃならないけど、手持ちのリードは、確実性と音程はマアマアだけど音色的に、やや「おばかさん」なリードと、音色的にはそれなりだけど、圧がカラダにキツく、かつ、確実性も音程的にも、イマイチなリード・・もうちょっと吹き込んでみようっと。

2004/04/09

 HowarthのXLが、はるばるイギリスから到着!!宅配便を受け取った家族によると、やたら、いかにも輸入雑貨めいた豪華なモノばかり積んだトラックが、この箱をもってきて、その場で税金をとられることに、ちとひるんだものの、これは、と思ってたてかえておいてくれた、とのことで・・。
 みかん箱ほどの大きさの箱を開け、一面のマシュマロ型の緩衝材をかき分けると、緑色の薄紙に包まれた固まりが・・写真にとっておけばよかったのに・・。
 早速、組み立てて吹いてみる。イギリスから輸送されてきたのだから、きっと調整とかもずれて・・と思ったけれど、なんの不安も無く、上から下まで全ての音がバランスよく出る。キーアクションも、すごく緻密な感じ。
 音色は、しなやかな優しい音。今まで使っていたマリゴよりも、低めの息のスピードでも反応し始めてくれる(楽器の吹奏抵抗そのものは、そんなには軽くはないけれども)。自分と、ある特定の楽器たちとの相性問題としての、「上管の音域の音が、すこし空気分が多くなる」というのは、やはり出る。でも、これは工夫というか、慣れでなんとかできる範囲のものとわかっているし、なりより、しなやかさと、「これなら、なんとか吹き続けていけるんじゃないか」という感触が、自分の中にしみこんでいく感じで・・

 ただ、一つ、気になったのが、音が優しすぎるというか、エッジが立たない音にも思われて、オケの合奏の中で、どれだけ通るのかな、と。

2004/04/10

 とりあえず、オケの合奏に持ち込んでみる。それまで使っていたマリゴほどの音のコア感といふか、オケの真ん中にいるソリッドさはないけれども、十分にオケと優しく共存してはいけるような・・。知人から「ん〜、悪くはないけれども、ブラームスとかのドイツもの、って感じじゃないかも」と言われたのが、ちとビミョーだけれども、ちゃんと響かせていけば・・と。

2004/04/12

 Howarthには「この楽器でOK」てな意思表明のメールを送ったです。

 この楽器にすることを選んだ理由としては、一番差し迫っている、今の体調でなんとか、少なくとももう一年はこのオケで吹いていく、ということへの解にはなっているかな、てな部分が大きいっす。より具体的には、息のスピードが、やや遅めの段階から楽器が鳴り出してくれるかな、と。但し、同じリードを使っても、マリゴのときよりも、リードの張りといふか、抵抗感は感じるので、この楽器によりふさわしいリードをちゃんと選ばないと、てな感じっす。それ以外にも、音程や音色面のバランスについて、今にふさわしい出来になっている(今まで使ってきた、古いマリゴよりは、奏者を助けてくれるほうへ機能してくれる)、とか、これまでのマリゴの吹き方・リードと、「ある程度」互換性がある、とか・・。
 特に、自分のココロに響いたモノとしては、今後に自分がたどっていきたい方向性としてのしなやかさであったり、サムプレートにチャレンジするラストチャンスであったり・・一番決定的だったのは、自分の楽器になるんだ、という実感が一番沸いた、部分だったりも・・。

ま、定演には吹き込む時間が足りないので、一時封印っす。その間に、サムプレートの運指でいくのか、どーするのかを決めないと・・。

2004/04/17

 すっげー久しぶりの、自己開催なオフ会。その前に時間調整で、JDRへ。Marigauxのときと同じリードで行っても何とかなるけど、同じリードでも、Howarthにつけて吹いたときのほうが、リードの張りというか、リードの低抗を感じるので、よりHowarthに適したリード・・・もっとリードを削り込んでも良いような気がして・・一応、自作も考えて、JDRでグロタンのチューブ、ブラスの47mmを買い込む。ついでに、キジハネとクロスをば補充。

 オフの前半は、新宿のスタジオで、オーボエアンサンブル。いろいろと楽譜は準備していったけど、とどのつまりは、ヘートーヴェンのトリオを、みんなでパートを変えながら・・。
 後半は宴会で・・こういったみんなとかかわれたことを、もう一度、噛み締めたっす。


2004/05

2004/05/01

 Howarthを本格的に吹き込む前に、ひととおりのチェックをしてもらいたかったのと、Marigauxの最後の本番を前にコンディションを整えておきたかったので、ここしばらく楽器調整をお願いしているところへ。Howarthは預けてじっくりとお願いして、Marigauxは軽く調整してその場でひきとり。
 帰りにJDRで、グロタンのカマボコ型ケーンと、なんとなーく、でLUFTを購入。

2004/05/08

 Howarthを引き取りに。細かい部分で若干の交換はあったものの、大幅に手をいれる必要はなく「やっぱり、丁寧に作ってありますね」てな一言をいただいて、ちと安心。以降、Howarthは、ちこっとずつ慣らしモードへ。

2004/05/中旬

 月末の定演、パート的にヤバいのは、「魔弾の射手」の1st。リードをそろそろ絞らなきゃならないんだけど・・吹奏抵抗的に今の体調でも何とか吹けるリードは、音色がやや開いてしまうのと、音程がやや暴れる。でも、音色がやや落ち着いて、かつ、音程の暴れが少ないリードは、かなりにキツくって・・。本番時期の湿度も考えると、やや今以上に重くなっても大丈夫なよう、マージンをとっておく必要があるので、前者を本番リードへ。

2004/05/下旬

 いよいよ定演、パートは次のとおりで・・。

曲名 作曲者 パート
「魔弾の射手」序曲 Weber.C.M.V 1st
「ペール・ギュント」第1組曲・第2組曲 Grieg.E 2nd
交響曲第6番「悲愴」 Tschaikowsky.P.I 1st-Assitant

 Marigauxでは最後の本番だったけど、なんちゅーか、本番リードを決めた時点である程度見えていた、大穴は開けないけど、追い込み度的にイマイチ・イマニな出来で・・。自分が、このMarigauxにナニをしてあげられたのか、てなビミョーに重いテーマには答えがでないけど、でも、おーぼえ吹きとして、生き残っていくことを選んだのだから・・です。


2004/06〜08

2004/06/05

 本格的にHowarthを吹き始めるにあたって、この楽器でリードを選びに、ノナカへ。とりあえず、完成リードのノナカのAタイプを2本と、クロカワを2本買う。以前にも書いたけど、全く同じリードをHowarthとMarigauxとで吹き比べると、Howarthで吹いたほうが抵抗感が出るので、より軽いリードをHowarthで試奏してこないと・・だったもんで。

2004/06中旬〜08

 それまでの吹き方でHowarthを吹くと、指の少ない音が「シャーシャー」系の空気分が多くなることについては、サムプレート個有の運指の音(特にBC)』をきれいに鳴らせる息の入れ方・・・従来の、速い息をべルの先まで散らさずに届かせるようなやり方から、やさしめの息を近めのところから散らすというか、太めの管の直径全体を広く淡く使ってあげるイメージで・・・をすると、良い感じに均一っぽく嗚るので、運指のほうも、イケるところまでサムプレート式で行ってみることに決定。
 ま、慣れないなりに、一部のトリルを除けば、とんでもなくは難しくはなくも思えるので、黙々とさらったっす。


2004/09

2004/09/03

 完成リードをば補充。とりあえず、路線的には前回と大きくは変えずにイケそうなので、ノナカのAタイプを2本と、JDRのTを2本買う。

2004/09/上旬

 久しぶりにMarigauxを出してみて・・梅雨の時期以降、様子を見ていなかったので、カビとか生えていないかが心配だったので・・。
 ついでに、久しぶりに吹いてみて・・早い息を入れてあげたときの、ソリッドな感じとかは、いいな〜と思うけど、数分吹くとクラクラしてきて・・いや、あちきの体調の悪さと、この単体の抵抗が特に強いこととの兼ね合いだと思うけど・・。
 スピードのある息を入れてあげたときの音のカタマリ感に、一瞬、「こっちのほうが、自分の吹きたい音だよなぁ」と思うけど、5分もしないウチに、クラクラと人間のほうがひっくりかえりそうになって・・。いや、マリゴ全体が悪いんじゃなくて、あちきの体調の悪さと、たまたまこの個体が重い・・・ってか、これより抵抗感のキツいMarigauxって、1本しか経験がないんだけで・・・のと、この楽器の、あちきの使いこなしかたが重いだけ、てなハナシもあるんだけど、基本的に、もうこの楽器へとは戻らない(もどれない)んだな、と。
 この日は、ちょこっとだけ多めに飲んだっす。

2004/09/中旬

 ある日、突然に、楽器の抵抗感が強くなるというか、音の出始めの食いつきの悪さが出て・・リードを変えても同じ。楽器をチェックしても問題なし。楽器の変化なのか、リードの変化なのか、はたまた人間のほうの変化なのかわからなひけど、約2年ほどの戦いが、ここに始まって・・。

2004/09/下旬

 ここしばらく迷い続けていたことに結論を出すことに・・いや、サムプレートの運指にアタックはしていたものの、来月のオケでの市民音楽祭への出演を最後に、従来のコンセルヴァトワールな運指に戻すことにしたっす。
 いや、サムプレートにアタックすることで、学んだことは大きかったっすけど、実際に楽器を吹いている過程で、従来の運指とサムプレートな運指が、脳みそから同時に飛び出す、てなことで、極々簡単な運指でもずっこけることが多く・・・オケのオーボエ吹きである以上、信頼がイノチ、てな部分もあって、といふか、これ以上に信頼を失う方向性を選択することができない、てなワケで・・。


2004/10

2004/10/ALL

 オケの地元の市の音楽祭へ。曲は、といふと・・。

曲名 作曲者 パート
「謝肉祭」序曲 Dvorak.A 1st
歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ Tschaikowsky.P.I 1st

 謝肉祭のほうは、ホントウにスレスレ、かつ、ギリギリ、てな間に合い方で・・なんとか指は最低限まわったものの、先述の運指大混乱の関係で、全く余裕ナシ・・。とりあえず、サムプレートな運指には一区切りつけて、サムプレートは、左手親指強化ギプスといふか、余裕のあるとき以外は押しっぱなしもーどへ・・。


2004/11

2004/11/ALL

 オケの地元の市で、学校の体育館を使った、地元主催の音楽界へ。名曲系・ポップス系、などなど、比較的気楽なシチュエーションでのコンサートだったけど、組曲「惑星」から「木星」が、われながらあまりに楽譜が読めなすぎ・・・早めのところで、アタマも指も追いつかなって・・・結構へコむ。
 時間がなさげとはいえ、ここしばらく、さらい方が、その場しのぎすぎといふか、蓄積というか身になるものになっていないというか・・・そろそろ、レッスンとかでカチっとやっておくには、ラストチャンスかも、なキモチを強くしたっす。


2004/12

2004/12/11

 JDRで、Glotinのマンドレルをば買ったです。
 本来であれば、これぞ、と気に入るチューブをまずは見つけて、それに合うマンドレルを、てなのが理想なんだろうけど、なんちゅーか、グロタンのチューブは以前にも増して個性豊かになっているように思えて・・。これまで、グロタン用に使っていた、大学時代だかにJDRの福袋に入ってた謎のマンドレルだと、チューブの厳密な修正ができないので、純正のを買っちゃったっす。
 これで、楽器によりあったリードを作って・・と行きたいところだけど・・。


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