<Last modified 97/03/09>

ぐ  をつめるぞ~


 さぁ~~最後の仕上げだーい!気合いをいれてやらないと、接着剤べちょべちょになるぞ~。


☆貼り方のこつ

 あちきは、布用の接着剤にコニシボンドの「ボンドG17」(たぶんセメダイン株式会社の「コンタクト」とほぼ同じ)を使っています。これは黄色でねばねばしたやつで、合成ゴムなんかには最強のものです。こつは、

  1. 接着する両面に、うす~く接着剤を伸ばす。
  2. ほんの少しだけ乾かす。
  3. 貼りあわせた後、つよーく押さえる。

といった具合です。


それじゃあ飾るぞー


α 下の箱の底面の内装

  1. ビロードの生地を、箱より2cmぐらいずつ大きくなるように、切り出します。

    cutting velvet

  2. ビロードの裏全面と、箱の底にうす~く布用ボンドを塗ります。あとでリードの糸を押さえるものを貼る部分には塗らないでね!

    glewing velvet

    ※こんな感じです。

    glewing velvet sample

  3. 2~3分乾燥させたら、実際にビロードを箱の底に貼っていきます。しわや段差に気をつけてね!。
  4. 30分ぐらい乾燥させたら、ビロードの余分な部分を、カッターで切り落とします。

    cutting surplus of velvet

    ※こんな感じです。

    sample of cutting

  5. リードを押さえるところをはる部分のビロードを切りはがすのですが、いきなりやるのも難しいので、まず、余った木に鉛筆で下の図のように線を引いて、「定規」をつくります。うまくできたときの「定規」を保管しておくと、今後また作るときに非常に便利です。

    measure of pillow of reed

  6. 「定規」をあてながら、以前に木に入れておいた切り込みを探ります。切り込みがみつかったら、つめで跡をつけ、カッターでその部分を切り取ってはがします。

    peeling velvet for fixing pillows of reed

    peeling velvet for fixing pillows of reed

※ここまでのできあがりは、こんな感じです。

sample(peeling velvet for fixing pillows of reed)


β 上の箱の天井の内装

  1. ふたの部分の内装用にビロードを切り出します。サイズは下の図のようにして、生地の裏側に線を引いておいてください。

    cutting velvet for lid

  2. まず、両脇(上の図のAの部分)を折り込んで、接着剤で固定します。

    processing velvet for lid 1

  3. このまま上の図のCの部分を折り込むと、Bの部分が重なって分厚くなってしまうので、その部分を切り落とします。

    processing velvet for lid 2

    ※こんな感じです。

    processing velvet for lid(sample)

  4. 上の図のCの部分を折り込んで、ボンドで固定します。

    processing velvet for lid

  5. 残りの部分をどこで折り込むかを決めるため、ここまで加工したビロードをケースに合わせてみます。段差の部分もきちっとやってね!。

    pre-fixing velvet for lid

  6. サイズが決まったら、反対側も手順I・Jと同様に折り込んでボンドで固定します。
  7. ふたにビロードを貼るまえに、房下りをふたの部分に固定する作業をします。

    まず、房下りの加工をします。買ったまんまの房下りを取り付けると、下の図のようになってしまいます。

    fittings (orginal)

    そこで、下の図の赤の部分をペンチ等で曲げて、

    processing metal fittings

    こんなふうに、なるようにします。

    processing metal fittings(complete)

  8. 房下りを固定する位置を決め、釘を打つ場所に印をつけます。

  9. 釘で房下りを固定するのですが、金槌でやると、ケース自体がブッ壊れます。そこで、まずペンチで釘をつかんで、キリのように、釘をうつところにぐりぐり穴をあけます。

    drill a hole for nail

    ※ある程度釘がささったら、下のようにペンチで挟みこんで貫通させるのもいい手です。

    drill a hole for nail(with pliers)

  10. 釘が板を貫通したら、一旦抜いて、あとで釘をおり曲げやすいように、やすりで削ります。

    filling nail for bending

  11. 実際に釘で房下りとケースを通して、釘を折り曲げ、房下りを固定します。上下を間違えないように注意してね!

    fixing metal fittings with nail

  12. ここまで出来たら、ビロードをはりこんで、上ぶたの部分は完成です。

    complete lid


Θ 「リードの糸を押さえる部分」の作成と取り付け

 はっきりいって、根気のいる単純作業です。これをやるたびに、市販のリードケースの価格を納得したりします。

  1. ビロードを2.5cmぐらいの幅に切り、中央に105~2cmぐらいの幅でうすくボンドを塗ります。

    cutting velvet and spreading glue

  2. 次に木の側にボンドを塗ります。塗るのは下の図の三面です。それ以外に塗っちゃうと、作業が面倒になったり、箱に取り付けるときの接着力が弱くなっちゃうので、気をつけてね!

    spreading glue on inside of box

    ※木にボンドを塗るときは、、紙の上かなんかに薄めに伸ばして・・・・

    how to gluing

    それにこすりつけるようにすると、薄めに塗れます。

    how to gluing

  3. 下の図のように、木にビロードを巻き付けるように貼っていきます。

    pasting velvet pieces to wood chips 1 pasting velvet pieces to wood chips 2 pasting velvet pieces to wood chips 3

  4. 下の図のように余計な部分をはさみで切り落とし、しばらくポンドを乾燥させます。

    cutting the rest of velvet

  5. 両脇の部分のビロードを、2mmぐらい残して切り落とします。

    cutting the side of velvet

  6. 横の部分をとじていきます。まず、下の図の部分に楊枝等でポンドを塗り、2・3分か~るく乾かします。

    treatment of side 1

  7. ボンドを塗った部分を下の図のおり曲げて、定規等を使って圧着します。

    treatment of side 2

  8. 次に下の図の部分に楊枝等でポンドを塗り、2・3分か~るく乾かします。

    treatment of side 3

  9. ボンドを塗った部分を下の図のおり曲げて、定規等を使って圧着します。

    treatment of side 4

  10. さらに、下の図の部分に楊枝等でポンドを塗り、2・3分か~るく乾かします。

    treatment of side 5

  11. ボンドを塗った部分を下の図のおり曲げて、定規等を使って圧着します。

    treatment of side 6

    ※反対側も同じようにやるだ。しかもこれをリードの本数+1個分やるだ!どおだぁっ!・・・はぁっはあっはァ・・・。

  12. 出来たものを、「木工用ボンド」で本体に接着します。30秒ぐらい圧着するといいです。

    fixing chips to box

    下の図のようにずれたり、

    bad sample of fixing

    下の図のように傾いたりしないように気をつけてね!

    bad sample of fixing


Δ 下の箱への金具の取り付けと壁面の内装)

 やりかたは、金具自体の加工が不要なこと以外は、上の箱への金具のとりつけと、ほぼ同じです。金具は使っているうちに、ゆるんでくるので、ちょっとだけきつめにつけてね。

fixing metal fittings to box(under)


ε 下の箱の壁面の内装

 最後の作業だぁ~~。これ次第で出来栄えが、ぐっと違うぞ~。

  1. 芯にする紙を、5mm幅に切ります。コピー用紙や、広告の裏側でもOKです。

    cutting paper for padding

  2. まず、ケースの奥側の壁面の内装をするので、紙を実際に当てて、長さを測ります。

    taking a inside of box's measurement

  3. ピロードの厚みの分を考えて、紙を測った長さより3~4mm短めに切ります。

    cutting paper for padding

  4. 布用のボンドで、紙にビロードを貼りつけます。

    paste velvet to paddings

  5. のりしろとなる部分の2mmぐらいを残して、ビロードを切り取ります。

    cutting the rest velvet

  6. のりしろの部分にボンドを塗り、紙を巻き込むように貼っていきます。

    paste velvet to paddings

  7. 実際にケースに当ててみて、長さがうまく合うようなら、ボンドで接着します。定規等の平らなものをつかって押し付けると、きれいに出来ます。

    past velvet to inside wall of lid

  8. 次に下の箱の手前側の壁面を内装します。要領は奥側の内装とほとんど同じですが、下の図のように、のりしろのなかの1箇所だけは、まだ接着せずにおきます。

    past velvet to inide of wall(deference from lid)

  9. 実際に箱に当ててみて、下の図の場所にしるしをつけます。

    taking a inside of box's measurement

  10. まず、しるしをつけた部分の裏側の紙を、しるしよりもちょっとだけ(0.5~1mm程度)大きく切り取ります。とりあえず、紙だけ切って、ビロードは切らないでね!

    cutting with the place of pillow of reed

  11. 次に、ビロードに下のようにはさみを入れます。

    make a break to velvet

  12. のりしろの部分にボンドを塗って、下の図のように折り込みます。

    past velvet

    ※全体で見ると、こんな感じです。

    whole seeing of inside interior for box

  13. できたものを箱にはりつければ・・・・

完成だぁ~っ!


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