<Since 2002/11/28 : Last Updated 2002/11/28>
けずり方を、W型から逆Uに変更して、中央のと両端の「線」で支えるタイプから、薄めでやや広い「面」で支えるようにしたでし。
リードは、絶対的な厚みといふよりは、相対的な段差のほうが影響が大きいような気がしてきたので、まず、必要な段差を作って、あとはその段差のまま、全体を徐々に薄くしていく、てな考え方に変えたでし。
スクレープの一番深いところが、チューブの根元から冬仕様(全長71.0mm)の場合で59mm、夏仕様(全長71.5mm)の場合で59.5mmとなるよう、カッターで刻みこんでいきます。ちなみに、この長さの計算は、最終全長−最終スクレープ長、てな感じでやってまずです。
カッターで、表皮を剥いでいきます。削りかすが2〜3mm幅で、途中でちぎれないように、てなのを目安としています。
リードナイフで、全体をならしながら、表皮の下の層にある「薄皮」を完全にとりはらうまで、剥いていきます。
チューブの根元から、冬仕様で69mm、夏仕様で69.5mmのところから、リードの先端に向けて、直線的に薄くしていきます。といっても一発ではうまくいかないので、数段階にわたって薄くして、最後にならします。この長さの計算は、最終全長−ティップ長+1、てな感じでやってますです。
この段階で、横からみると、こんな感じです。
(ここからの作業は、全てリードの先端にプラークを挟んで)リードの先端の薄い部分を削り広げ、V字型から逆U字型に変えていきます。さらに、リードの先端をカットできるとこまで、薄くします。
リードの先端をカットして、全長を冬仕様で71mm、夏仕様で71.5mmにします。
ティップ(先端部)を削って、この部分だけ、まず先にほぼ最終的な厚さにしてしまいます。
この作業だけ「ほぼ乾燥した状態でやる」のと、最後のほうでこの作業をドジる(結構、確率が低くない)と、努力が大いに無になるので、この部分だけ独立して先にやっちゃってます。
次のAパターンとBパターンの削り方を組み合わせて「抵抗感は重いけど、Low-CからHigh-Cまでなんとか音が出る」ところまで、削っていきます。
※Aパターン
Aパターンは、次の3つの削り方の組み合わせでし。
※Bパターン
Bパターンは、次の3つの次の3つの削り方の組み合わせでし。
この時点で、リードのバランス(左右・二枚がきれいに削れてるか)を確認して、きれいにクローイングの音が出る(リードを根本までくわえて息を入れたときに『ピギャ〜といふ複合音』が響き強く鳴る)ようにします。
うまく鳴らないときは・・
リードの先端の開きがありすぎると「ぷすっ」ともいわないので、リードの根本に巻いた針金等を調整して、開きをやや減らすです。
リードの先端の開きが少なすぎると「ぴー」という「単音」が出やすいので、リードの根本に巻いた針金等を調整して、開きをやや増やすです。
リードを光にかざして、左右対称・裏表の2枚が均等に削れてるかを確認するっす。本来はリードの中央が相対的にやや厚く(透かしても光がとおりにくく)、左右の両端・上の先端に向かって徐々に薄く(透かすと光がとおりやすく)なるハズだけど、「左右の片側だけが厚い」とかのアンバランスがあったら、それを削って直していきますです。
二枚のリードを指ではさむようにつぶしたときに、先端が一文字には潰れずに、「へ」の字、もしくは「U」の字のように潰れる場合は、2枚のうちの片方が強い(厚い)ので、厚いほうを削ってバランスをとりますです。
これらの作業をやり、かつ、リードも充分に薄い(軽い)ハズなのに、「ぴー」といふ単音しか鳴らない場合には・・先ほどのAパターン系の削りを増やすと、うまく複合音が出る・・こともあるっぽいでし。
ここまでの作業で、必要な段差はできたので、あとは、ティップ以外の部分を、均等にちょっとずつ削っていき、削っては吹き、で、ずっこける手前までなるべく薄く削って、完成っす。
この方法で、「音のつや」や「立体感」的には、以前よりも自分の狙った方向へは行ってる気がするっす。でも、一歩間違うと、すっごく安っぽい音に・・。