<Last modified 1998/11/14>

リード月記(1997年分)


1997/12

1997/12/ALL

 楽器のオーバーホールを依頼にいったところで、楽器の試奏をさせてもらう。リードは手持ちが無かったので、貸してもらう。店の方が「これだとちょっと重いかもしれないけど・・」といったリードが、自分にはムチャ軽。う〜ん、また重めの方向にいっているのかな?

 実際に音を出していくと・・・音色的には、ちゃんと軽すぎない音が出る。しかも全然負担にならなひ・・う〜ん、社会人として吹き続けていくには、これだよなぁ〜。これだったら吹奏楽とかでも全然苦にならないし。リード作りの方向性を変えようかな??


1997/11

1997/11/ALL

 あいかわらず鈍亀状態。一番の原因は「今の状況で、音程とか音色とかの矯正に入っていいんかいな?」てなこと。人間・楽器・リードそれぞれのコンディションがばらばらで、どれに本当の原因があるのかが、確信が持てなひ。リードについては、学生時代は「師匠に作ってもらったリードで、正しい音程で適正な音が出る」てな目標というか目安があったけど、いまはそれにあたるものがない・・とりあえず「一つの指標となるリード(それでロクな音が出せなきゃ、明らかに人間側に問題がある、てなことがわかるやつ)」の入手を考えはじめる。

 JDRで、ケーンのストックを確保。グロタンのBS、今回は船形にピンとくるものがなかったので、かまぼこ型をゲット。


1997/10

1997/10/上旬

 びわこおーぼえアンサンブルにいったついでに、大阪のダブリーショップ「あとりえアルファ」に行く。ひょんなことから、他の方のリードを吹かせていただく。う〜ん、むちゃ軽い。でも音色はくずれない。そういえば、以前JDRで吹いたリードもかなり軽かったような・・むかし楽器を吹いていた頃は、完成リードとかでも、そんなに軽くてくずれないものはあんまり記憶になかったけど・・・時代が変わってきているのか、自分がリードを重いものと勝手に勘違いしているのだか???

1997/10/中・下旬

 びわこおーぼえアンサンブルから帰ったあと、ちと気力がわかない。さらに仕事も忙しくなってきたので、鈍亀状態。


1997/09

1997/09/上旬

 腰痛でダウン。リードの張りもなくなってきているので、そろそろ次のリードをつくらなきゃ。

 少し具合がよくなってきたので、3本ほど縛る。チューブはムラタとクロッファーのレプリカもの。ケーンは、グロタンのBS(今年1月購入)を、ロレーの0番のティップでシェーピングしたもの。糸は緑。

1997/09/下旬

 リードがへなへななので、あわてて次を作りはじめる。
 縛り済みのBMのやつが、うまく軽めにできなひ。思い切って、大学のときに当時の師匠にケーンをもらって、縛ってあったやつを削る。念のため4本削ったら、3本がなんとか使えそう。
 でも、なんでこのケーンだと簡単に削れるの?と思って厚さを図ってみると・・・・

Thickness of Cane

 うっ、めっちゃ薄い。今後はケーン自体の厚みも調整するようかなぁ?


1997/08

1997/08/上旬

 市販完成リードを吹いてみる。開きをちょっと大きめにつけると、なかなかいい感じ。自作のやつを吹く。げげ、こんなに重かったの・・これじゃ、できたうちに入ってなかったじゃん。

 チューブも尽きてきた。とりあえず、出来損ないをつぶさなきゃ。大学時代に師匠からもらったケーンで縛って削ったできそこないを、「あとかたずけ兼実験モード」で削りはじめる。
 段差がはっきりついて、「ぺーぺー・バリバリ」にやつは、「これ以上削っても、ペラペラになるだけだろー?」とか思いながらも、段差をならす方向で削る。重くて鳴らないやつは、全体的に削っていく。げげ、音がなるところまでは簡単にいく!
 一方、自分で買ったグロタンのBMシリーズは、いくらやっても、「軽めで鳴る」方向にはいかなひ・・このBMシリーズはほっといて、今年に買ったBSシリーズを削ったほうが、いいかもしれなひ。

1997/08/14

 ひょんなことから、ほかのオーボエ吹きの方々とお会いする機会に恵まれる。いろいろなアドバイスをいただくなかで、当面のリード作りの基準めいたものが見えてきたような気がする。

 とりあえず、寸法関係は粗削りの段階では、スクレープが、根元から60mm、先端部の薄くしはじめるポイントが、根元から68mmでいってみようと思う(全長は71〜72mm)。絵にすると、こんな感じ。

Making design of reed

 ほかに基準とするのは、リードを根元から目いっぱい深くくわえて出るクロウが、「リード全体を振動させた、中音で、重音で、”柔らかい音”」になること。
 最近これが「ぴーぴー」てな高い音でしか出なかったり、重音でも”冷たい”音でしか出ないようなリードにばかりになっていた。なんとなーく心には引っ掛かってはいたけど、アドバイスとして「リードが部分的にしか鳴ってないよぉ」てな言葉をいただいて、ちょっと目が覚めた気分。
 とりあえず、縛り済みのBMは、これでいってみようかと思う。

 あと、何度もくり返してるけど、ちゃんとリードと楽器を鳴らすことを心して、「耳元で小奇麗に聞こえる音」の誘惑を遠ざけなくっちゃ。

1997/08/15

 この1週間ぐらい使っていたリードに、思い切ってナイフを入れる。「これがなくなると練習できないし」とか「とりあえず音はでてるし」とか理由をつけて、これ以上削るのを削るのをためらってたやつ(つぎにどこを削ったらいいのか行き詰まってた、てなこともある)。ちょっとクロウが柔らかくなる。
 楽器につけて吹いてみると・・不思議な気分。リードそのものの音は軽めになっているんだけど、その分楽器の「鳴り」がでてきてカバーしてくれるような・・。全体としては「ぺーぺー」な方向にはいっていないと思ふ。もう少し削りたいけど、今日はここまでに抑える。

1997/07/下旬

 リードをさらにちょっとずつ軽くする。とこかで一段落つけて、しばらくは吹くほうに専念しなきゃ。


1997/07

1997/07/初旬

 8年前に削りかけて、ほったらかしといたリード(ケーンは当時の師匠からもらったもの)に手を加える。今年に入ってからBMを削ったものより軽めの状態で、暗めの音が出る。市販ケーンの、そのもののの厚みの調整が必要な気がしてきた。

1997/07/15

 「楽器が鳴っている実感がなひ」フラストレーションでキレて、むかしみたいにリードに思い切って「開き」をつける。すると太く鳴る、という感触だけは戻ってきた。あのころは、この「開き」との戦いに日々が過ぎていったっけ。でも「逃げちゃだめだ・ニゲチャダメダ・・・・・・」なのね。

1997/07/19

 新大久保のDACに行く。ヨーゼフのケーンを船形とカマボコ型を各5本程度をゲット。
 JDRにも行く。ひょんなことから、試奏用のリードで、何本か楽器を試奏。すごく軽めで、開きのないリード。軽く自然にくわえるだけで、暗めの柔らかい「鳴った」音が出る。これぐらい軽くてもいいんだ。でも開きはもっとあるほうが好き。今後のいい参考になった。

1997/07/下旬

 「自然なひらき」がなかなか出せなひ。しょーがなく針金をベンチでしばきあげる。今削っているケーンが、縛って10年ぐらい、先が閉じたままほっといたやつだからかもしれなひ。
 風邪で一週間ダウン。そんななか、ひょんなことから完成リードを2本ゲット。早く吹きたいなぁ。


1997/06

1997/06/中旬

 さらに3本ほど縛る。ケーンはやはり10年もののグロタンのBM(うち2本はカマボコ型から、ロレーの0番のティップをつかってシェーピングしたもの)。チューブはムラタ。これで10年ものケーンシリーズは在庫がつきた。糸は水色


1997/05

1997/05/ALL

 持病の関係で、数本縛っただけで、削りのほうは1月お休み。ちなみに、縛りに使用したケーンは、やはり10年もののグロタンのBM。チューブは1月に買った「BONAZZA」をつかう。糸は紺色


1997/04

1997/04/上旬

 3月に作ったリードが、とりあえずなんとか使えそうなので、ローテーションに加える。さらに、調子にのって、第2弾を削りはじめるけど、うまくいかなひ。いつも調子にのってやっているだけで、分析がたりないのよね。はぁ〜・・・先月のは、やっぱビギナーズラックっちゅうやつか??

1997/04/中旬

 JDRにて、グロタンのBSの船形を10本程度補給


1997/03

1997/03/上旬

 リード削りの細かい作業に入る前に、昔自分で削ったリードと、師匠にもらったリードとを、よーく見る。穴が開くほどみる。でも本当に穴が開いちゃうと、明日から困るので、ほどほどにする。
 ひとつ気になったのが、ケーンの繊維の走り方で、リードの段差がつく部分は、繊維の断面が見えるんだけど、その部分の見えかたが、全然違う。

Slopes of reed
Slopes of reed

 師匠のは、断面が長めで、範囲が広いんだけど、あちきのは、狭い場所に集中してる。リードの段差の部分も、師匠のは「なだらか〜」なのに、あちきのは、急を越えて「エグれて」る。うーみゅ。ナイフの入れかた自体をかえなきゃ駄目かな?

 とりあえず、削ってみる。とりあえず、音が出るまでは簡単にいく。とりあえず、調整は後日ゆっくりやろうっと。でもなんで簡単にここまでいくんだ?まーいーか。次に削るときも同じようにいくとは限らんし・・

1997/03/中旬

 東京に出る機会があったので、またもやJDRで物資補給。「ムラタ」のチューブを買ってみる。いつになったら、こいつに巻いてやれるかな?。あと、大学時代に先輩が使っていた、リードナイフを研ぐための「皮砥」も買ってみる。ナイフ伽、じゃなかった「研ぎ」が苦手なあちきは、猫の手にもすがりたいのよ。

1997/03/下旬

 音がでたリードに、もう少し手を加える。とりあえず、練習用として使えるものにはなった。でも、なんか開きの小さい「楽な」リードに逃げようとしている気配があるなぁ。


1997/02

1997/02/上旬

 大学時代の初めに縛ったリードを、引っ張りだす。7〜8本はあるぞ。あのころは、ある程度削ってから、先端の結合部を切り離したんだっけ。8年間もこのままじゃ、使い物になるかなぁ?

 これからの削りかたのプランが、今ひとつまとまらないので、削るのは後回し。縛ってないケーンが10本ぐらいあるので、そのうち5本を縛る。BMだし、イマイチ自信がなひので、高校のときの要領で、ケーンの端を薄めに削り落とし、マンドレルで焼きをいれてから縛る。数本は、やっぱり割れる。「げげっ」と思いながら、昔の思い出がいろいろよぎって、ちとニタニタ。他人がみたら、すげー無気味だろな。

1997/02/中旬

 とりあえず、今後の削りかたの方針だけは決める。

 学生時代は、頑固に自己流を通してたっけ。でもあの方法だと完全に行き詰まっていたので、大学のときの師匠の「とりあえず、中央から周辺に徐々に薄くなるように!細かいことは、経験のなかで覚えていく」てな原点に戻ってみようっと。

 ここまで決まったので、とりあえず5本ほど皮をむく。ケーンの青臭さがないのは、8年も寝かせたせいかな?さらに5本ほど縛る。

1997/02/下旬

 8年ぶりにJDRにケーンを買いに行く。今買っておけば、2〜3年は寝かせておけそうだし。久々に行ったJDRは、だいぶ雰囲気もかわってるし、知っている店員さんもいないぞ。ちと落ち着かないまま、グロタンのBSの船形を10数本ゲット。昔は、BSの在庫がほとんどなくて、無理にASやBMを細工してつかってはまってたっけ。


1997/01

1997/01/中旬

 とりあえずオーボエ復帰だけは、いつのまにか心に決まってたので、ケーンを買わなくっちゃ。まだ行ったことのない、渋谷の「ノナカ・ダブルリードギャラリー」へ出撃。グロタンの船形のBSが、たまたま在庫がなかったので、やはりBSのカマボコ型をゲット。ケーン選びの感覚が、完全に忘れてたので、なんとなく勢いだけで買う。シェーパーを直さなくっちゃ。


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